懸念事項はある!それでも、Oculus Rift の製品版は2015年中には登場することがほぼ確定

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2014年9月に、OculusVR社が主催した開発者会議で Oculus Rift の次期モデル「Crescent Bay(開発コードネーム)」の発表がありました。世間的にも、個人的にも、おそらくこれが Oculus Rift の製品版として、市場に出回るのではないかと期待されています。

過去記事: Oculus Riftの製品版の登場も近い!?最新プロトタイプ「Crescent Bay」が発表される。

そんななか、米国時間の11月4日にアイルランドで開催されていたWeb Summitカンファレンスに登場した OculusVR社の CEOである Brendan Iribe 氏がそれを裏付けるような発言がありました。まだ幾つか懸念事項は残るものの、Oculus Rift の製品版の登場は近づいてきていると言えます。

Oculus Rift の製品版は、2015年中には登場予定

具体的な登場時期はまだ未確定ではありますが、Iribe 氏はWeb Summitカンファレンスにてこのように発言をされていたようです。

Iribeは消費者向けのOculus Riftヘッドセットの市販は「何年も先ではない。何ヶ月かだ」と述べたという。

このことから、大方の予想通り、Oculus Rift の製品版は 2015年中に登場することがほぼ確定しました。嬉しいですね。「Crescent Bay」の正式発表は 2015年前半のどこかであると思うので、今から1年後にはもう製品版が登場していそうですね。

ちなみ、2015年中に登場することがほぼ確定と書いているのは、Iribe 氏が同カンファレンスで話していた懸念や、何かしらのバグや欠陥があったときは発売を延期されてしまうのかなと。ただ、Iribe 氏が上記のように発言したということは、自信やビジョンを明確に持っているはずなので、その辺りは期待出来るのではないでしょうか。

Iribe 氏が語る Oculus Rift の懸念とは

Oculus Rift 本体の製品版の登場が近づいてきています。しかし、そうはいっても、まだ幾つか懸念事項はあると、Iribe 氏が語っています。その最たるモノが、「市場への浸透」とのこと。

Iribeは消費者向け出荷が軌道に乗るまでには「かなりの月数がかかる」と付け加えている。

確かに、Oculus Rift が製品化されて市場に出回っても、それが浸透するまでには長い時間を要するのは明らかです。いくら現代社会のソーシャル化が進んだとはいえ、購買につなげるのはなかなか大変だと思います。ただ、Iribe 氏が語っているのは、その前段階の懸念事項になります。

では、その懸念事項はというと、、

入力デバイスが未完成

これは先日の開発社会議でも話題となったテーマみたいです。まぁ未完成というよりかはどういった入力デバイスが、VRに一番適しているのかを模索している状況だとは思いますが。実際、Iribe 氏も「ゲームパッドやキーボードは没入型VRには適当ではない。」と語っていたみたいです。

それに、OculusVR社は、XBox 360のコントローラーやKinnectを開発したCarbon Design社を買収したようで、入力デバイスの開発に力を入れていることが分かりますね。個人的には、Kinnect みたいな感じでジェスチャー(モーション)で操作できるデバイスになってくるんじゃないかと予想しています。

場合によっては、表示オンリーだったり、既存のデバイスと組み合わせたりしたのがメインになるかもしれませんが、市場に浸透させる一助として入力デバイスの完成が求められている感じかなと。Oculus Rift の製品版が発表される際に、その入力デバイスの発表があるかどうかが見所になってきそうですね。

方向感覚喪失とVR酔いへの対策

VRコンテンツは、主なところだと遅延が発生したりするとVR酔いを引き起こします。感覚的には乗り物酔いに近いので、それはもう気持ち悪いったらありゃしません。他にも、方向感覚喪失(平衡感覚が失われる)といった状態にもなりがちです。

もちろん、これは一時的な問題だったりするので、しばらくすれば元に戻りますが、状況次第では大なり小なり何かしらの事故が発生してしまう可能性は否めません。Oculus Rift が市場に出回ったときに、これが原因で何か問題が起きたら、日本だと直ぐに規制されてしまいそうな恐ろしさがあるくらいです。

このリスクをゼロにするのは難しいと思いますが、出来る限り軽減するのが市販化する際のハードルの1つとして挙げられていました。

Iribe 氏の懸念事項は、大きく2つでしたが、どちらも高いハードルなんだろうなと感じました。しかし、スマホ(タブレット)をセットして使う GearVR も登場間近ですし、これらの懸念事項の対策も着実に進んできていると思うので、今後の動向に注目していきたいですね。

最後に、個人的な懸念事項ですが、Oculus Rift が製品化されて市場に出回ったとして、それを動かすためのパソコンはやはりハイスペック機(特に、GPU)が求められるのでしょうか。人にはよっては、パソコンも買い替えなければいけないってなったら、浸透しにくいんじゃないかと。気になるところです。

参照元: OculusのCEO、「製品版ヘッドセットの市販は何年も先ではない、何ヶ月かだ」と語る

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